ファンブルグ寄席 第９席

＜中入り＞という名の予告編

今回、三題噺のお題を募集いたしましたが、四人の方がお題を書いてくれました。

どうもありがとうございました m(_ _)m

もちろん、始める前から簡単ではないと思っていましたが、正直、「やるんじゃなかった・・・」と後悔しています・・・＾＾；
普通の噺をコンチェ風に落とすのと、エライ違いでした・・・orz


15日（水）を期限にしたのは、実は、1晩あれば、ストーリー思いついて、16日（木）の夜でＳＳも間に合う・・・と踏んでいたんです。


甘かった・・・orz


結局、ストーリーのアウトラインができたのが、17日（金）の朝・・・＾＾；

通勤途中で携帯メールにシナリオ入れて、帰宅して食事の用意もそこそこにＩＮして、撮り終わっていなかった最終日分のＳＳを撮って、いよいよ三題噺用のＳＳを撮ろう思ったのですが、一番大事な要素がなくて撮れない・・・orz

こうなったら、事後承諾で、以前に撮ったＳＳを使っちゃおうかなぁ・・・と思ってたら、なんと、あと数分で終了という最後の最後で・・・




どうなったかは、明日(21日）の更新分をご覧ください。m(_ _)m



さて、今日の噺は・・・

青ノカさんから頂いた、　

「あかみこ」「ゆかりこ」「豚の貯金箱」

は韻を踏んでてきれいだな～と思ってましたので、なんとかネタとして使いたいと思ってたんですね。

頂いたお題で、オリジナルの三題噺にはできなかったのですが、こんな噺はいかがでしょう？

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「姐さん、おひさ～～」

「あら、お久しぶり～～」

「しばらく見なかったけど、忙しかった？」

「そうなんですよ～。聞いてくれます？」

「うんうん」
















「実は、ちょっと武者修行に出てたんですよぉ。」













「へぇ～～、それは知らなかった」









「最初は順調だったんですけどね、気がついてみたらＭＰすっかり使い果たしてしまって・・・」













「おっと！」








「悪いことは重なるもんで、そんなときにぐるり回りを囲まれてしまって」







「うんうん」








「しょうがないから、そこにあった３ｍ四方の大岩を小脇に抱えて・・・」








「ちょっと！、３ｍ四方の岩が、小脇に抱えられる訳ないんじゃない？」








「ちょうどいいことに、真ん中がくびれたひょうたん岩でした」








「ふざけちゃいけない」








「岩をちぎっては投げ。ちぎっては投げ・・・」








「岩がちぎれるかい？」








「できたてなんで柔らかかった」








「お餅じゃないんだから！」








「敵を追っ払って、安心して一休みしていると、ごご～～～っと山鳴りのような音。」








「うんうん」









「目をこらして見てみると、こんなところにいるはずのないグリフォンが・・・」











「なんとかグリフォンを倒そうと力を振り絞ったんですが、敵もさるもの・・・」






「バサバサっと羽ばたいたかと思うと、そのまま空へ飛び上がり、気がつくと東の海岸まで連れてこられた訳ですよ。」









「そこで何とかとどめは刺したものの、その場に残っていたのが、いつもの『獣の毛皮』ではなくて、なんと

『豚の貯金箱』

で・・・」













「グリフォンの腹から貯金箱が出るかい！」








「そこが畜生の浅ましさ・・・」








「も～～、姐さんって、冗談ばっかり・・・＾＾；」








「いや、冗談ではなく、ホラ話なんですけどね・・・＾＾；」











「ところで、姐さん、２次職は何になるか決めた？今、魔術師だからやっぱりそっち系かな？」







「いいえ、私は、山伏になろうかと・・・」








「山伏！？そんなのあったっけ？？なんでまた山伏に・・・？」








「山伏に『ホラ』はつきものですから・・・」










おあとがよろしいようで・・・